5日に京都競馬場で行われる
京都金杯(4歳上・GIII・芝1600m・外回り)。このコースについて解説していく。
2コーナーのポケットからのスタート。3コーナーまで700mほど真っ直ぐ進む。向正面から坂を上り、3コーナーで頂点に達し、そこから4コーナーにかけて下っていく。高低差は4.3m。直線は平坦で404mと長いため、下り坂を生かして加速した馬たちによる瞬発力勝負が繰り広げられる。
過去10年の勝ち時計の平均は1.33.22。最速は14年
エキストラエンドが記録した1.32.5、最も遅かったのが18年
ブラックムーンの1.34.3。前半1000mは過去10年全てで60秒を切っており、うち3回は57秒台の速い流れになっている。
4回京都開催をAコースで施行した後、5回京都はBコースおよびCコースでの開催となる。そこから約1ヶ月後となるこの第1回京都は全日程をAコースで施行する予定。5回京都の間、温存されていたAコースの芝の状態は良く、基本的には内枠および先行馬の活躍が目立つのが1回京都の特徴で、このレースも例外ではない。昨年は外枠決着となったが、まずは内枠重視のスタンスが良いだろう。