JRAの短期免許を取得した
フィリップ・ミナリク騎手(43歳・チェコ)が、3日(木)、美浦トレーニングセンターで抱負を語った。
「昨年日本で騎乗していますし、帰国後にドイツで
オークス(G1)やG2、G3のレースも勝っていて、自身のレベルも上がっていると思います。
去年の9勝を上回るのが目標の1つですけど、今回は滞在期間が長いので15勝くらいを狙いたいです。ただ数字よりも騎乗した1頭1頭のベストの結果を出せるように頑張りたいと思っています。
昨年
地方競馬では川崎と浦和で騎乗しましたが、大井で乗れなかったので、今年は騎乗できればと思います。
ドイツと寒さはだいたい同じですが、向こうは雨が多いですし、日本は晴れているのが良いですね。ドイツでも日本食を食べますが、日本で日本食を食べる方が幸せです。食事は日本がナンバーワンだと思っていますし、日本茶も大好きです。
昨年日本に滞在した時に暮らした北千住周辺の住まいは、私にとって2番目の家のように思っています。ドイツに帰国しても、ずっと日本の競馬を見ていましたので、再び来日できてハッピーです。頑張りますので、よろしくお願いします」
ミナリク騎手の短期免許取得は今回で2回目。期間は1月5日から4月4日まで。身元引受調教師は美浦・
加藤征弘調教師、契約馬主は吉田和美氏。
(取材・文:佐々木祥恵)