「
2018年度ロンジンワールドベストレースホースランキング(LWBRR)」がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表された。
2018年1月1日から12月31日までに出走した馬を対象としたもので、国際ハンデキャッパー会議において決定されたものとなっている。
115
ポンド以上の332頭(実頭数)がランク付けされ、日本は32頭が掲載された。国別では、アメリカ(74頭)、イギリス(55頭)、
オーストラリア(51頭)に次いで昨年と同じ第4位だった。
2018年のラン
キングトップは
クラックスマンとウィンクスの2頭で、レーティングは130
ポンド。
クラックスマンはラストランとなった10月の英チャンピオンステークスを6馬身差で完勝し、2017年と同じレーティングとなった。英チャンピオンステークスは2017年も7馬身差で圧勝している。
2018年は4戦3勝で、他にガネー賞とコロネーションカップを勝ち、
プリンスオブウェールズステークスは2着だった。
ウィンクスは
2018年も勝ち続けてこの年は7戦7勝、すべてG1で、
コックスプレート4連覇という偉業も達成し、2015年5月から続く連勝も29となった。LWBRRではウィンクスは2015年が第8位タイ(123
ポンド)、2016年が第3位(132
ポンド)、2017年が第2位(132
ポンド)と順位を上げ、
2018年はトップに浮上している。
第3位はアクセラレイトで128
ポンド。パシフィッククラシックで2着馬に12馬身1/2差をつけて圧勝したレーティング(中間発表では126
ポンド)が上方修正された。
2018年はこの他にも
ブリーダーズカップクラシックなどG1を5勝している。
第4位タイは、
ビューティージェネレーション、
ガンランナー、
ロアリングライオンの3頭で127
ポンド。3頭は、それぞれ、
香港マイル、
ペガサスワールドカップ、インターナショナルステークスを勝っている。
日本調教馬のトップは、
ジャパンカップを勝った
アーモンドアイで第11位タイ(124
ポンド)。
アルファセントーリと並んで3歳牝馬のトップタイ(牝馬ではウィンクス、
エネイブルに次ぐ第3位タイ)となった。
以下、
天皇賞(秋)を勝った
レイデオロが123
ポンドで第14位タイ、
有馬記念を勝った
ブラストワンピースと
ジャパンカップ2着の
キセキが122
ポンドで第20位タイ、
大阪杯を勝った
スワーヴリチャードが121
ポンドで第31位タイ、
天皇賞(秋)2着の
サングレーザーが120
ポンドで第42位タイ、などとなっている。
(
JRA発表による)
ラジオNIKKEI