4連勝で根岸Sを制した
コパノキッキング(栗東・村山明厩舎)。前走後も在厩で調整を続けており、今朝6日はフェブラリーS(2月17日・東京ダート1600m)へ向けた1週前追い切りを行っている。
馬の少ない時間帯のCWコースで単走。以前なら馬場入り時に煩い仕草を見せることもあったが、最近はそんなところもない。とはいっても気持ちが乗った走りであること変わりなく、そのあたりは乗り手がうまくコントロールして、馬も指示に従っているといった感じ。
6Fから5Fはかなり遅いラップで、ラップが速くなったのは半マイルを過ぎたあたりから。ペースが速くなったからといって折り合いを欠くようなところはなく、スムーズに加速していく。
ゴールに向かって、ぐんぐんとスピードが乗っていくが、時計自体はさほど速くならなかった。6F89.7~5F72.4~4F55.7~3F40.4~1F12.9秒。数字は遅いが、動き自体は非常に良かったし、レースから10日後の時点で時計を出してきたあたりに今の充実ぶりを感じる。
なお、レースで騎乗予定の藤田菜七子騎手は2月8日の調教に跨る予定となっている。
(取材・文:井内利彰)