「
フェブラリーS・G1」(17日、東京)
JRAの女性騎手で初めてG1に挑んだ藤田菜七子騎乗の4番人気
コパノキッキングは5着に敗れた。
悔しいが、これで終わりではない。きょうの5着が、さらなる夢への出発点だ。
“Dr.コパ”こと小林祥晃オーナーは、自身のG1初騎乗を終えた菜七子を笑顔で迎えると、「次はどうしようか?行きたいところを言ってくれよ。米国でもどこでも」と声を掛け、このままコンビで実績を積み重ねられれば、今秋の米G1・ブ
リーダーズCに挑戦したい意向をブチ上げた。
それもこれも、この日の騎乗内容に満足したからだ。「展開が向かなかったが、彼女の乗り方は満点。褒めたい。距離を心配していたら、あんな外を回して来られないよ。乗った直感で、心配ないと思ったんだろうね。実際に伸びていたし、彼女のアイデアが正しかった」と絶賛した。
次走には交流G1・
かしわ記念(5月6日・船橋)挑戦が念頭にあるようで、「コーナー4つはどうだろう?いける?」と早速、菜七子にアド
バイスを求めた。11月のサンタ
アニタへ、いかに彼女とともに導くか。オーナーのドデカい夢は膨らむばかりだ。
提供:デイリースポーツ