3月に入りました。トレセンもかなり暖かくなってきて、午後は春もののコートを羽織ればじゅうぶんな陽気です。
それでも朝一番はまだゼロ度を記録したりするので油断なりませんが、確実に春がやってきている雰囲気は感じています。
今週はクラシックの登竜門・
弥生賞。デビュー前から何度も取材している
メイショウテンゲンが駒を進めることになりました。これは嬉しい限りです。
過去に書いた記事を読むと、何度も「幼い」と書いていますね。それは今も変わらずで、この写真のとおり、ホントに幼い。それは走りにもあらわれていて、担当の土屋助手に言わせると「まだ遊びながら走っていることもある」のだそうです。
それでも、しっかりと追えばちゃんと指示どおりに真面目に走るし、性格も素直とのこと。まだまだ伸びしろたっぷりですし、母親が
メイショウベルーガであることを思えば、本格化はまだまだ先なのかな、というかんじもします。
それでも、「いい状態できています」という話を聞くと、やはり期待してしまうんですよね!
懸念材料はお天気。
「天気予報をみると当日は雨が降る可能性もありそうだけど、できれば雨は降らないで欲しい」
と、陣営は良馬場希望です。とにかく権利を取って、クラシックに駒を進めて欲しいですね。
(取材・文:花岡貴子)