2日、旭川競馬場で行われた2R・2歳 未勝利(ダート1500m)は、竹内仁志騎手騎乗の5番人気
アイプロミス(牡2、北海道・
佐藤英明厩舎)が道中後方追走から直線で伸びると、4番人気
ムーンハウリングをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分40秒9(良)。この勝利が06年新種牡馬
ニホンピロニール産駒の初勝利。
勝った
アイプロミスは
父ニホンピロニール、
母ホワイトホール(
その父カリスタグローリ)という血統。5月5日のデビュー戦から8戦目での勝ち上がりとなった。
新種牡馬の
ニホンピロニールは、
父サンデーサイレンス、
母ミルカレント(
その父Little Current)という血統。従兄に95年朝日杯3歳S(GI)を勝った
フジキセキなどがいる。00年4月にデビューし、2戦目で初勝利。3戦目の
白藤賞(500万下)こそ4着に敗れたものの、その後5連勝を飾り注目を集めた。02年
札幌記念(GII-12着)を最後に現役を引退した。通算成績9戦6勝。現在はHBA門別種馬場に供用されており、初年度は67頭に種付けし38頭が血統登録を行っている。