「フラワーC・G3」(16日、中山)
代打騎乗の鞍上が、目を丸くするほどの強さだった。マイペースで進んだ2番人気の
コントラチェックが、後続に影も踏ませず悠々と逃げ切りV。従来の記録を1秒3更新する1分47秒4のレースレコードを樹立し、重賞初制覇を決めた。
丸山は「ただ乗っていただけでした。これまで(6回)重賞を勝たせてもらったけど、一番楽な重賞でしたね」と笑顔が全開。主戦のルメールが騎乗停止となり白羽の矢が立ったが、責任を果たし、自身にとっても今年の重賞3勝目。ホッとしたことだろう。
藤沢和師にとっては今年の重賞初Vで、11年連続のJRA重賞制覇。今後は「一度牧場に帰します。ただ、
桜花賞はないと思います」と説明した。キャロット
ファームの秋田博章代表は「まだ確定ではありませんが…」と前置きしつつ、「NHKマイルC(5月5日・東京)という選択肢もあるが、7、8割は
オークス(5月19日・東京)に向かうのでは」と方針を明かした。
提供:デイリースポーツ