23日に阪神競馬場で行われる
毎日杯(3歳・GIII・芝1800m)について馬番別に検証していく。
馬番別では、最多となる4回の馬券絡みが6番。3回で1番、3番、4番、5番、14番が続く。
昨年も1枠1番から
ブラストワンピースが勝利していたようにザックリ見れば一桁馬番優勢と言えるが、過去10年でも8頭立て~18頭立てと出走頭数にバラつきがあるため、枠順でも内外の成績を比較してみよう。
1~4枠
6~8頭立て 1-1-0-2 複勝率50.0% 複勝回収率65%
9~11頭立て 2-1-1-8 複勝率33.3% 複勝回収率45%
12~14頭立て 1-2-2-17 複勝率22.7% 複勝回収率63%
15頭立て以上 1-1-0-13 複勝率13.3% 複勝回収率23%
5~8枠
6~8頭立て 0-0-1-3 複勝率25.0% 複勝回収率80%
9~11頭立て 1-2-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率58%
12~14頭立て 3-2-2-25 複勝率21.9% 複勝回収率62%
15頭立て以上 1-1-2-14 複勝率22.2% 複勝回収率46%
上記の通り、15頭立て以上になった場合に複勝率が1~4枠<5~8枠と逆転しているため、決して内枠優勢というわけではないようだ。したがって、一桁馬番の好走が目立つのも出走頭数による影響と考えるのがベター。枠順に関しては有利不利なしと判断していいだろう。
ちなみに、頭数問わず大外枠に入った馬の成績も「2-0-2-6」複勝率40.0%、馬券内に好走した4頭のうち3頭が1番人気の支持を集めていた馬だが、素直に好走していたのであれば「枠順によってパフォーマンスが落ちることはない」との証明にもなる。