3月31日に中山競馬場で行われた
伏竜S(OP・ダ1800m)で2着の
マスターフェンサー(牡3、栗東・
角田晃一厩舎)は、5月4日にアメリカの
チャーチルダウンズ競馬場で行われる米3冠の初戦、
ケンタッキーダービー(G1・ダ2000m)へ参戦の意向を示していることがわかった。出走が叶えば、日本馬としては2016年の
ラニ以来となる。
マスターフェンサーは父
ジャスタウェイ、
母セクシーザムライ、
その父Deputy Ministerという血統で、半兄にはダートで実績のある
トップディーヴォや
エポックがいる。
ダート転向後の4戦で、すべて上がり最速(タイを含む)を繰り出す好成績を収め、2016年から始まった
ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」で4位につけていた。上位3頭が遠征を辞退したために、繰り上がりで選出された。
なお鞍上は調整中で、渡航スケジュールや
ケンタッキーダービー後に続戦するかどうかは未定となっている。