ダイヤモンドSで重賞初制覇の
ユーキャンスマイル(栗東・
友道康夫厩舎)。先週は
天皇賞・春(4月28日・京都芝3200m)の3週前追い切りを当ニュースで取り上げ、その動きのお伝えしたが、今週もCWコースで2週前追い切りを行っている。
ルタンデュボヌールを追いかけて、最後の直線は内から並びかけていくという内容。道中の雰囲気はいい感じ。水分をたっぷりと含んだ、走りにくい馬場に苦労することもなく、自分のリズムで走り続けた。
最後の直線もいい感じで並びかけてくる。ただ、相手は先週
アドマイヤマーズ(今週の
皐月賞に出走予定)に手応え優勢だったくらいで、ここでも動きは絶好。しかし、それに見劣ることなく、ゴールまで併走してきた動きは立派。
時計は6F86.2〜5F69.6〜4F53.8〜3F38.9〜1F12.4秒だったが、数字以上に中身が濃い追い切り。先週に比べて、走りに力強さが出ていたし、4歳馬らしく、週を追うごとに馬が良くなっているという印象を受けるくらい。
(取材・文:井内利彰)