中山グランドジャンプ(JGI・中山芝4250m)4連覇に挑む
オジュウチョウサン(牡8・美浦・
和田正一郎)が、ウッドチップコースで本番に向けて最終追い切りを行った。追い切り後の関係者のコメント。
■和田調教師
「中間は2本、追い切りました。今週は併せ馬で追い切りましたが、走った感じは悪くなかったと思います。先週、今週と併せ馬でやっているので、これから気が入ってくるでしょうし、予定通りにきています」
■石神騎手
「前走(
阪神スプリングJ・JGII・1着)は、久々の障害戦で緊張がありました。オジュウも疲れるレースだったと思いますが、最後は差される感じはありませんでした。先週の追い切りでの時計が少し遅く、太い感じもありましたので、今週はしっかり追い切りました。折り合いもついて、ゴール板を過ぎてからも気を抜かずに走ってくれています。
有馬記念(GI・9着)の時は状態がすごく良かったのですが、結果を見ると仕上げ過ぎないくらいがいいのではないかと先生とも話をしています。とても良い頃と比べればひと息という感じですけど、8分ほどの状態には持ってこれたと思います。
阪神や東京の障害の重賞は紛れもありますが、中山のGIコースは能力通りの結果が出る条件ですし、普通に回ってくれば、9分9厘負けないと思っています。同一重賞4連覇はなかなかできる記録ではありません。チャンスがあるからには4連覇したいと思います」
12日(金)に中山競馬場に輸送し、スクーリングを行う予定になっている。
(取材・文:佐々木祥恵)