4日英国ニューマーケット競馬場で行われた英国2000ギニーは、昨年の欧州2歳牡馬チャンピオンの1番人気Dawn Approachが人気に応えて勝利し、昨年からの連勝記録を7に伸ばし通算3度目のG1制覇となった。
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勝ったDawn Approachは愛国ジム・ボルジャー厩舎の所属で、父はボルジャー師の夫人名義でデビューし途中からモハメド殿下(名義はハヤ王妃)が買収した英国ダービー等G1・5勝馬でシンコウフォレストの半弟New Approachで、昨年3月の愛国平地競走開幕日のオープニングレースでデビュー勝ち収めNew Approach産駒の勝利第1号となっている。その後一般戦・準重賞と連勝を収めると、初重賞挑戦として出走したロイヤルアスコット開催の英G2コベントリーSでも勝利して4連勝で初重賞制覇となると父同様にモハメド殿下が買収し、ゴドルフィン名義に。
そして馬主が変わり初戦となった愛G1ヴィンセント・オブライエンS(ナショナルS)も勝利して父子制覇で初G1制覇となりデビュー5連勝。続く英G1デューハーストSでも快勝を収めこれも前走同様に父子制覇でのG1連勝となり無傷の6連勝で2歳シーズンを終えて、今年初戦として今回の出走となっていた。
ボルジャー師・マニング騎手共にこれが英国2000ギニー初制覇となり、99年のIsland Sands以来3度目の英国2000ギニー制覇となったゴドルフィンは専属調教師の一人だったザルーニ調教師のステロイド使用という不祥事により135頭以上の所有馬が現在も復帰時期未定と悪い出来事が起こっていただけに大きな1勝となり、この日観戦に訪れたモハメド殿下を喜ばせた。
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