23日、
大井競馬場で行われた第33回
東京プリンセス賞(3歳・牝・ダ1800m・1着賞金2000万円)は、好位でレースを進めた
左海誠二騎手騎乗の1番人気
トーセンガーネット(牝3、浦和・
小久保智厩舎)が、直線で脚を伸ばして、逃げ粘る2番人気
アークヴィグラス(牝3、大井・
嶋田幸晴厩舎)を捕らえ、これに2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒6(良)。
【
左海誠二騎手のコメント】
「馬の力を信じて乗りました。出来るだけ良いポジションで楽な競馬をさせたいと思っていました。相手(
アークヴィグラス)を見ながら競馬したかったので、形的には良かったと思います。(相手が)楽に逃げている感じだったので、直線半ばでちょっとマズいかなと。でも、僕の馬は終いがしっかりしていて最後は交わしてくれるだろうと思い、最後は馬が頑張ってくれました。
距離が伸びても不安はないので、次どこに向かうかを関係者の皆さんと相談していきたいと思います」
【
小久保智調教師のコメント】
「とても緊張した中でのレースだったので、ホッとしています。今日は(馬の様子は)普段と変わらない様子で、却って人間の方が気負っている感じでした。
ジョッキーと話したのは、行くのだけはやめておこうということでした。今後のためを考えて、我慢して最後弾けるような走りをということを話していました。今日は思った通りのレースだったと思います。
今後は、(
東京ダービーか
関東オークスの)どちらかに行きますが、まだ未定です」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)