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オークス・G1」(19日、東京)
スイートピーS覇者が波乱を演出した。直線坂下から、力強く抜け出した12番人気の
カレンブーケドールが2着。最後は首差敗れたものの、見せ場十分の走りだった。津村は「自分のレースに徹して、早め先頭のイメージで臨みました。折り合いもついて、いいところで運べましたが…もう少しでした。直線は長かった」と唇をかんだ。
戦前の低評価を覆す内容に、国枝師は「レース前から手応えはあったんだよ。でも“いい競馬でした”じゃ駄目なんだけどね」と苦笑い。「それでも勝ち馬が一気に来た時に、普通なら1馬身は離されるところなのに並ばれてから差し返した。よく健闘した」と前を向いた。今後は休養に入り、秋の飛躍を見据える。
提供:デイリースポーツ