「日本ダービー・Ｇ１」（２６日、東京）

　令和初の競馬の祭典は１２番人気のロジャーバローズ（牡３歳、栗東・角居勝彦）が制覇した。

　飛野牧場はダービー初出走初勝利。代表生産馬には０３年帝王賞などを勝ったネームヴァリューがいる。今春はノーワンでフィリーズＲを勝ったが、ＪＲＡ・Ｇ１は生産馬９頭目の出走で初勝利となった。飛野正昭代表（７５）は「牧場を始めて５０年くらいになるけど、石の上にも５０年だったね。やっと勝ったよ。しかし心臓に悪い。机が壊れるんじゃないかと思うくらい叩いた」と夢見心地の様子だった。母リトルブックの子は当歳、１歳とも全妹となるディープインパクト産駒。今年はハーツクライの子を受胎しているという。

提供：デイリースポーツ