現地時間9日、米・ベルモントパーク競馬場で行われた
マンノウォーS(3歳上、米G1・芝11f)は、E.プラド騎手騎乗の1番人気カ
シーク Cacique(牡5、米・R.
フランケル厩舎)が中団追走から直線入り口で一気に先頭に立つと、3番人気ゴーデ
ピュティ Go Deputyに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分15秒68秒(良)。さらにハナ差の3着には2番人気
ショウイングアップ
Showing Upが入った。
勝ったカ
シークは、
父デインヒル、
母Hasili(
その父Kahyasi)という血統の愛国産馬。全姉に02年
ジャックルマロワ賞(仏G1)などG1・3勝の
バンクスヒル Banks Hill、05年BCフィリー&メアターフ(米G1)などG1・2勝の
インターコンチネンタル Intercontinental、半姉に03年
メイトリアークS(米G1)などG1・2勝の
ヒートヘイズ Heat Haze(
父Green Dancer)などがいる。04年4月に仏・A.
ファーブル厩舎からデビューし、2連勝を飾る。ジャンプラ賞、パリ大賞典(共に仏G1)を2着に好走し、5戦目のダフニ賞(仏G3)で重賞初制覇を果たした。その後、重賞を2勝を挙げるなどの活躍を見せ、米・R.
フランケル厩舎に転厩。移籍初戦のフランクE.キルローマイルH(米G1)4着、ターフクラシックS(米G1)2着と惜しい競馬を続け、
マンハッタンH(G1)でG1初制覇を達成した。続く、ユナイテッドネイションズS、前走の
アーリントンミリオン(共に米G1)は共に2着に入っていた。通算成績17戦7勝(重賞5勝)。