現地時間18日、イギリスの
アスコット競馬場で行われたG1・
クイーンアンS(4歳上・芝直線1600m・16頭・1着賞金約34万
ポンド=4635万円)は、馬群を割って追い込んだ
ロードグリッターズ(セ6、D.タドホープ騎手)が、
ビートザバンク(セ5、S.デソウサ騎手)との激しい追い比べを制し、クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒40(良)。
ビートザバンクから3/4馬身差の3着には、
ワンマスター(牝5、P.ブドー騎手)が入った。
1番人気の
バーニーロイ(セ5、J.ドイル騎手)は8着。2番人気タイのルブリヴィド(牡5、R.ムーア騎手)は5着、ローレンス(牝4、P.J.マク
ドナルド騎手)は6着、マスタ
シュリー(セ6、J.クロー
リー騎手)は7着に敗れる波乱の決着。
また、前年覇者
アクシデンタルエージェント(牡5、C.ビショップ騎手)はゲートから出ず“競走拒否”(refused to race)となった。
ロードグリッターズは
父Whipper、
母Lady Glitters、その父Homme De Loiという血統。イギリスのデヴィッド・オメーラ調教師の管理馬。
2走前の
ドバイターフ(UAE・G1)では日本馬
アーモンドアイ、
ヴィブロスに次ぐ3着。前走ロッキンジS(英G1)13着から大きく巻き返し、前年2着の雪辱を果たして、G1初戴冠となった。