長距離の重賞戦線を中心に走り続け、騎乗騎手は
中舘英二騎手(現調教師)らから藤田菜七子騎手まで延べ31人を数えた
サイモントルナーレは、当時の
JRA現役最高齢馬として引退してから1年余り経ち、今週22日(土)の函館競馬第5Rでついに誘導馬デビューを果たす予定となっている。
サイモントルナーレは
父ゴールドアリュール、
母ユーモレスク、
その父アフリートという血統。2006年生まれで、同世代には
ロジユニヴァース、
ブエナビスタなど。
2009年3月21日中山6R・3歳新馬でデビュー、初勝利は同年7月4日福島7R・3歳未勝利。2013年に格上挑戦した丹頂S(OP)を勝ってオープン入り、その後は長期に渡り長距離の重賞戦線を盛り上げた。
2018年の
日経賞(15着)が最後のレースとなり、通算成績は78戦4勝。馬名の意味は「冠名+おかえりなさい(伊)」。
【澤田昭紀オーナーのコメント】
先週「ふれあいパドック」に行き、会ってきました。私の胸に顔を摺り寄せてくれました。この地にて若馬を見守っていってほしいと思います。
【藤田菜七子騎手のコメント】
とても嬉しいニュースです。
サイモントルナーレは賢い馬ですから、誘導馬としても活躍するでしょう。応援しています。