「セレクトセール2019」(8日、ノーザンホースパーク)
初日は1歳馬239頭が上場され、“アドマイヤ”で知られる近藤利一氏が「
ミュージカルウェイ18」を1歳セリ史上最高額タイとなる3億6000万円で落札。羽振りの良さを見せつけた。また新規馬主の姿も目立ち、計21頭が1億円超えを記録するなど会場は大いに盛り上がった(※価格は全て税抜き)。
初日の取引総額は107億3200万円。1歳馬セリ史上最高額だった昨年の96億7450万円を大きく上回り、1頭あたりの平均落札価格も4834万円と過去最高を記録した。
日本競走馬協会理事を務めるノーザン
ファームの吉田勝己代表は「驚きしかないです。ディープだけじゃなくて、
ハーツクライも
ロードカナロアも高かった。声を掛ける人の数も多いし、こういうセリが本当なんだろう。馬のレベルが上がっている」と総括した。
提供:デイリースポーツ