現地時間30日、イギリスのグッドウッド競馬場でG1・グッドウッドC(3歳上・芝3200m・8頭・1着賞金28万3550ポンド＝約3743万円)が行われた。

　道中は後方から進んだ1番人気ストラディヴァリウス(牡5、L.デットーリ騎手)が、最後の直線に向くと大外に持ち出して末脚を伸ばし、3番人気ディーエックスビー(牡4、S.デソウサ騎手)、2番人気クロスカウンター(セ4、J.ドイル騎手)との叩き合いを制した。勝ちタイムは3分29秒11(良)。

　クビ差の2着にディーエックスビー、1.3/4馬身差の3着にクロスカウンターが入り、4着サザンフランス(牡4、R.ムーア騎手)はそこから7馬身離される決着となった。

　ストラディヴァリウスは父Sea The Stars、母Private Life、その父Beringという血統。イギリスのジョン・ゴスデン厩舎の管理馬。重賞8連勝と、一昨年、昨年に続くグッドウッドC3連覇を達成した。

　また、鞍上のランフランコ・デットーリ騎手は、5月31日に英オークスを制してからの2ヶ月間で、欧州G1・10勝目となった。