「ナッソーS・英G1」(1日、
グッドウッド)
ついに、念願の海外タイトルを手中に収めた。日本から参戦した
ディアドラ(牝5歳、栗東・橋田)が直線、最内を力強く伸びて英国伝統の一戦をV。春のドバイから始まった長期遠征にも根を上げず、日本調教牝馬として初の英G1を制覇したド根性娘は、今後も飽くなき挑戦を続けていく構えだ。
歴史的快挙だ。9頭立てで行われた英国伝統の牝馬限定G1。これが海外通算6戦目となる
ディアドラが、後方3番手から直線で最内を力強く伸び、逃げ粘る地元馬メ
ダーイーを差し切って頂点をつかんだ。日本調教馬では00年
ジュライCの
アグネスワールド以来、2頭目となる英G1制覇で、牝馬としては初めて。
橋田師は「ニューマーケットでの調教でイギリスの馬場に合うよう仕上げることができ、騎手が理想通り運んでくれたことで勝利を収めることができました」と破顔一笑。導いたアイルランドの天才マーフィーも「本当にうれしく、日本の国旗を掲げたい気持ち」と誇らしげに胸を張った。
今年は
ドバイターフ・UAE・G1(4着)を皮切りに、クイーンエリザベス2世C・香港G1(6着)、
プリンスオブウェールズS・英G1(6着)と海外を転戦。長期にわたる遠征がようやく報われた格好だが、旅路はまだ終わらない。
英国に残り、登録済みの愛チャンピオンS・愛G1(9月14日・レパーズタウン)などを含め、続戦していく方向という。走るたびにたくましさを増す5歳牝馬は、貪欲に新たな勲章を追い求めていく。
提供:デイリースポーツ