7月27日のG1
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS(芝11F211y)を制し9度目のG1制覇を果たすとともに、3歳5月から継続している連勝を11に伸ばした
エネイブル(牝5、父
ナサニエル)の次走が、8月22日にヨーク競馬場で行われるG1ヨークシャー
オークス(芝11F188y)に決まった。同馬を所有するカリッド・アブ
ドゥーラ殿下のレーシング
マネージャーを務めるテディ・グル
ムソープ卿が、3日(土曜日)に明らかにしたものだ。
キングジョージの直後、同馬を管理するジョン・ゴスデン調教師は
エネイブルの次走について、ヨークで21日に行われるG1インターナショナルS(芝10F56y)、22日のG1ヨークシャー
オークス、もしくは、史上初の3連覇がかかる10月6日のG1
凱旋門賞(芝2400m)に直行、の3つの選択肢があるとしていた。
その後、馬の状態が良いことから、ヨークのレースを使うことを決断。ヨークを舞台とした2つのレースのうち、2年前に5馬身差で完勝しているG1ヨークシャー
オークスの方が、距離適性を鑑みてもベターな選択との結論に至ったものだ。
ブックメーカー各社は、同競走へ向けた前売りで
エネイブルに1.2倍前後のオッズを掲げ、圧倒的1番人気に支持している。
(文:合田直弘)