「
関屋記念・G3」(11日、新潟)
軽快な脚さばきで好調を伝えた。
エプソムC2着の
サラキアは7日、栗東坂路で単走。残り2Fでハミをかけると、瞬時に反応した。2F目が14秒1だったのに対し、3F目は12秒6と1秒5も短縮。鞍上はステッキを腰に差したままだったが、尻上がりに速くなる理想的なラップを刻んだ。
4F53秒5-38秒6-11秒9に、
池添学師は「(指示は)しまいは軽く気合をつける程度。その通りにやれたし、時計も十分。もう一段階伸びそうな感じもありました」とうなずく。
昨年、500万下でレコードVを果たすなど夏は得意な季節。「去年の夏の小倉であった、内側からパンと張ってくるような体をしている。冬場とは違います」と手応えを感じ取っている。
金曜に輸送し、土曜は現地で馬場を見せる予定。
テンションを上げないように細心の注意を払い、待望の重賞初Vを目指す。
提供:デイリースポーツ