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【小倉2歳S】近年は出世レースとなりつつあり、牝系のポテンシャルにも注目したい/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年08月28日(水) 16時40分
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 9月1日に小倉競馬場で行われる小倉2歳S(2歳・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる4回の馬券絡みがダイワメジャーサクラバクシンオー。次点で2回のキンシャサノキセキロードカナロアが続く。

 キンシャサノキセキ産駒は9頭が出走して「1-1-0-7」、産駒初出走となった15年にはシュウジサイモンゼーレによるワンツー決着を果たしていたが、昨年はシングルアップが1人気ながら6着に敗れるなど、安直に評価できない点には注意したい。新馬戦を4馬身差で快勝したカイルアコナは、2代母アンブロワーズが04年函館2歳Sの勝ち馬。牝系はGI級の実績馬を多数輩出しており、重賞でも格負けすることはなさそうだ。

 新種牡馬リアルインパクト産駒のラウダシオンUntapableTapizarなど、アメリカを中心にトップクラスの活躍馬を輩出している牝系で、日本では種牡馬として馴染みのあるパイロも同牝系の間柄だ。同産駒はファーストシーズンで好調な滑り出しを見せているだけに、重賞タイトルを獲得して箔を付けたいところだろう。

 ダイワメジャー産駒は6頭が出走して「2-0-2-2」、今年はフェニックス賞3着のヒメサマが出走を予定しているが、同牝系にはリーチザクラウンエーシンジーラインがいる血統だ。また、梅田智之厩舎は昨年ファンタジストで小倉2歳Sを制しており、管理馬は「1-1-0-0」と同重賞で好相性を示している。

 Shamardal産駒は初出走となるが、先週行われたキーンランドCでは同産駒のライトオンキューが11人気ながら4着と激走、新潟2歳Sでも母の父Shamardalウーマンズハートが勝利するなど勢いがある。なお、ストームキャット系の種牡馬は17年アサクサゲンキ(父Stormy Atlantic)、13年ホウライアキコ(父ヨハネスブルグ)と小倉2歳Sでも実績があるためトリプルエースにも期待が持てそうだ。

みんなのコメント 2件

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  • 亨様さん

    ちょっと前までは『夏の小倉2歳王者決定戦』だったけどな

  • 冠城 駿さん

    週末の予報が悪いだけに道悪の新馬勝ちのトリプルエースは注目ですね。
    同レース2、3着馬は次に未勝利卒業。

    とりわけ2着馬は大楽勝しているし。

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