9月14日に阪神芝1800mで行われる
野路菊Sの出走を予定している
マイラプソディ(栗東・
友道康夫厩舎)。今朝4日はレースに向けた1週前追い切りをCWコースで行っている。
3頭併せの真ん中だったが、その前後には
神戸新聞杯(9月22日・阪神芝2400m)の出走を予定している
ワールドプレミアが前、後ろには
ローズS(9月15日・阪神芝1800m)の出走を予定している
ビーチサンバという隊列だった。
向正面から少し速めのラップを刻んでいったが、レベルの高い3頭だけに、最後の直線へ向かってきても、そのスピードは衰えない。それどこか、更に加速する感じでゴール前を迎えるが、この時に
マイラプソディの手応えは楽。
ワールドプレミアを簡単に追い抜くと、あとは内から迫る
ビーチサンバとの追い比べだったが、さすがに相手の脚力が素晴らしく、こちらには少し遅れる形となった。
とはいえ、手応えでは見劣っていない。時計も6F81.3~5F66.0~4F51.3~3F37.6~1F11.9秒と速く、先輩を相手に充実した追い切りといった感じだった。
友道康夫調教師も「新馬戦以来、
武豊騎手に跨ってもらいましたが『成長している』と褒めてもらいましたし、短期間で力をつけています」と満足顔。あとは実戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるかだろう。
(取材・文:井内利彰)