阪神11Rの
セントウルステークス(3歳以上GII・芝1200m)は1番人気
タワーオブロンドン(C.
ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分6秒7(良)のレコード。3馬身差の2着に7番人気
ファンタジスト、さらに半馬身差の3着に3番人気
イベリスが入った。
タワーオブロンドンは美浦・
藤沢和雄厩舎の4歳牡馬で、
父Raven's Pass、
母スノーパイン(母の
父Dalakhani)。通算成績は13戦6勝。
〜レース後のコメント〜
1着
タワーオブロンドン(C.
ルメール騎手)
「強かったですね。自信はありましたし、能力を発揮してくれました。馬体もス
プリンターっぽいですし、前走の札幌が(
ルメール騎手が1200mの
タワーオブロンドンに騎乗するのが)初めてでしたが、今日はすごく良かったです。スタートはそれ程速くありませんが、すぐにハミを取りましたし、ペースも丁度良かったです。直線に入っても良い脚を使ってくれました。今日はGIホースもいるメンバーでしたが、楽勝でしたし、上のクラス(GI)でも楽しみです」
2着
ファンタジスト(
和田竜二騎手)
「遊ばせないように返し馬から気合いをつけて行きました。陣営が上手く(馬を)作ってくれて、楽に良い位置を取ることができました。良い馬です。速い時計にも対応してくれましたし、1200mなら見劣りしないでしょう」
3着
イベリス(
浜中俊騎手)
「
ミスターメロディの内からこじ開けるようなレースができて、こういう競馬が形になってくるでしょう。古馬相手でも通用していましたし、これから先が期待できます」
4着
ペイシャフェリシタ(
幸英明騎手)
「手応えの割に動いていたのは100mくらいです。上手く捌けていたら、2着はあったかもしれません。力があるだけに、もったいないレースになりました」
5着
キングハート(
小崎綾也騎手)
「開幕週の馬場が良いですね。時計も持っている馬です。(今日は)馬場と枠が味方してくれました。4コーナーの雰囲気もよかったです。直線やや詰まりましたが、狭いところを伸びてくる方が馬が頑張ってくれます」
6着
ダイメイプリンセス(
川田将雅騎手)
「勝ち馬の隣で競馬をしました。4コーナーでは、反応が無かったのですが、ゴール前ではまた動いてくれました」
7着
マテラスカイ(
武豊騎手)
「芝が云々というより、何かいつもの走りではありませんでした。状態の方が気になります。ダッシュも(ダートのレースの)芝スタートと比較してありませんでした。本来の姿の一歩手前という感じです」
8着
ミスターメロディ(
福永祐一騎手)
「さっぱりでした。ポジションはイメージ通りでしたが、追って伸びがありませんでした。本番は良い結果になるようにしたいです。勝ち馬は強かったですが、2着馬を前に見る形で進んでいて、粘れなかったのが残念です」
9着
モーニン(
岩田康誠騎手)
「ゴール前では少し伸びを見せていますが、ペースが速かったですね」
13着
アンヴァル(藤岡康太騎手)
「行き脚がつかず、勝負所でもこの馬らしい反応が見られませんでした」
ラジオNIKKEI