1番人気に推された
日本ダービーは4着に終わった
サートゥルナーリア(栗東・角居勝彦厩舎)。その後は放牧へ出されており、ノーザンF天栄から8月22日に栗東へ帰厩。秋は
神戸新聞杯(9月22日・阪神芝2400m)からの始動を予定している。
今朝11日はレースに向けた1週前追い切り。
C.ルメール騎手が跨り、朝一番のCWコースで単走。とはいっても、馬の混雑した時間帯ということもあり、周囲には他厩舎の追い切りが行き交う中での走りだった。
しかし、折り合いを欠くようなところもなく、落ち着いた走りで道中を駆け抜けていく。ほどよく重量感のある走りは春よりも
パワーが増した印象を受けるくらい。
4コーナーから最後の直線に向くあたりでのスピード感はさすがで、最後の直線も余裕がありながら、鋭い伸び。時計は6F82.7~5F66.7~4F50.8~3F36.3~1F11.9秒で前半と後半に緩急がつく数字となった。気持ちが入りすぎるところがウィークポイントだと思うが、現段階ではそこまでには至っていないだけに、休み明けとしてはちょうどよい仕上がりではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)