15日、阪神競馬場で行われた
ローズS(3歳・牝・GII・芝1800m)は、好スタートから中団に控えた
川田将雅騎手騎乗の1番人気
ダノンファンタジー(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、好位から渋太く脚を伸ばした6番人気
ビーチサンバ(牝3、栗東・
友道康夫厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒4(良、コースレコード)。
さらにアタマ差の3着に2番人気
ウィクトーリア(牝3、美浦・
小島茂之厩舎)が入った。なお、3番人気
スイープセレリタス(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)は6着に終わった。
勝った
ダノンファンタジーは、
父ディープインパクト、
母ライフフォーセール、その父
Not For Saleという血統。2歳女王が
オークス(5着)以来の一戦を制し、最後の一冠に向けて弾みをつけた。なお、本馬及び2着の
ビーチサンバ、3着の
ウィクトーリアは10月13日に京都競馬場で行われる
秋華賞の優先出走権を獲得した。