【スプリンターズS】ルメール騎手は初V、藤沢和雄師はタイキシャトル以来、ゴドルフィンは連覇
29日、中山競馬場で行われた
スプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)は、中団でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の2番人気
タワーオブロンドン(牡4、美浦・
藤沢和雄厩舎)が、直線で脚を伸ばして、逃げ粘る3番人気
モズスーパーフレア(牝4、栗東・
音無秀孝厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分7秒1(良)。
勝利ジョッキーの
クリストフ・ルメール騎手は
スプリンターズS初制覇。今年の
JRA・GI4勝目、重賞は10勝目。通算では
JRA・GI26勝目となった。
タワーオブロンドンを管理する
藤沢和雄調教師は1997年の
タイキシャトル以来2度目の
スプリンターズS制覇、
JRA・GIは通算29勝目。
タワーオブロンドンのオーナーであるゴドルフィンは昨年の
ファインニードルに続く
スプリンターズS連覇で
JRA・GIは3勝目。
ファインニードルは昨年の
高松宮記念も制しており、近2年のス
プリントGI4つのうち3つをゴドルフィンが勝利した。
タワーオブロンドンの
父Raven's Passは産駒の
JRA・GI初勝利となった。産駒の
JRA重賞勝利4回はいずれも
タワーオブロンドンによるもの。