11日、
園田競馬場で行われた姫山
菊花賞(3歳上、ダート1700m、1着賞金500万円)は、
川原正一騎手騎乗の1番人気
ジョイーレ(牡3、兵庫・曽和直栄厩舎)が、好スタートから先頭をキープ。直線に入っても脚色は衰えず、11番人気
ゲットゥザサミットに2.1/2馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイム1分47秒6(不良)。さらにハナ馬身差の3着には5番人気
レッドペガサスが入った。
勝った
ジョイーレは
父メイセイオペラ、
母マックスコルティ(
その父トウショウボーイ)という血統。05年7月のデビュー戦を快勝。中央挑戦となった2戦目の
フェニックス賞(小倉・芝1200m)こそ9着に敗れたが、その後3連勝。しかし重賞戦線では、
兵庫ジュニアグランプリ(交流GIII)2着、兵庫チャンピオンS(交流GII)3着、
菊水賞2着など勝ち切れないレースが続いていたが、今年8月の摂津盃で初重賞制覇を飾った。前走のひめじ広峰特別では2着に敗れていた。通算成績15戦8勝(うち
JRA1戦0勝、重賞2勝)。