10月19日にランドウィック競馬場にて超高額賞金レース、ジ・エヴェレストが開催された。
同レースはアメリカの
ペガサスワールドカップと同様に高額の出走枠を販売する事によって、その賞金を保つレースだ。
総賞金の1400万豪ドルは芝のレースとしては世界最高額となる。
同レース3連覇を目指すレッドゼル、ベテランス
プリンター・
サンタアナレーンなど
オーストラリア中から一流のス
プリンターが集まった。
そんな超豪華メンバーの中、ハイペースで逃げた
ネイチャーストリップを素晴らしい切れ味で差したのは3歳馬イエスイエスイエス、キャリア8戦目で見事超高額賞金を獲得した。2着は、同じく後方から素晴らしい切れ味を見せた
サンタアナレーン。3連覇を目指したレッドゼルは好位に付けるも直線伸びず8着に終わった。
またランドウィック競馬場では、
コーフィールドCを
メールドグラースが勝利したわずか15分後に同じ
ルーラーシップ産駒の日本産馬ハッシュライターがセントレジャーS(2600m)を勝利した。
関係者は
メルボルンカップ挑戦も示唆したが、現状では出走は難しく、出走を実現するには11月5日までにさらに勝利を積み重ねる必要がある。
2頭の
ルーラーシップ産駒が
メルボルンカップで対戦する事になるか、ハッシュライターの今後の動向にも注目だ。
(取材:川上鉱介)