アルゼンチン共和国杯(11/3・GII・ハンデ・東京芝2500m)に出走予定の
オジュウチョウサン(牡8・美浦・
和田正一郎)が、23日(水)、ウッドチップコースで僚馬の
ライオンボス(牡4・OP)と併せて1週前追い切りを行った。追い切り後の和田調教師と
石神深一騎手(レースでは
松岡正海騎手)のコメント。
■和田調教師
「前走時(六社S・3勝クラス・10着)は、9月になってからも暑い日が多かったこともあり、満足いく調整ができない面もありました。今回は前走から間隔が詰まっていますので、加減をしつつもしっかりやらなければならない状況でしたが、今週は良い形の追い切りができましたし、涼しくなってきて調整はうまくいっています」
■石神騎手
「単走で追い切るとフワッとするところがあるので、今週は誘導馬を用意してもらいました。引っ張り切れないほどの手応えで元気一杯でしたので、我慢をさせました。
前走はスローペースの上がり勝負と、オジュウの良さを生かせる展開にはなりませんでした。ただ障害レースの後よりも、平地の方がダメージが少なく、ここまで順調に来ています。1度使ったことで、気持ちもピリッとしてきましたし、素軽さも出てきました。極端に上がりの速い展開にならなければ良いと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)