27日、東京競馬場で行われた
天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)は、中団の前でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
アーモンドアイ(牝4、美浦・
国枝栄厩舎)が、直線で最内から一気に突き抜け、2着の3番人気
ダノンプレミアム(牡4、栗東・
中内田充正厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒2(良)。
鞍上の
ルメール騎手は昨年の
レイデオロに続き本レースを連覇、また今年の
フィエールマンとの天皇賞春秋制覇。
JRA・GIは
桜花賞(
グランアレグリア)、
皐月賞(
サートゥルナーリア)、
天皇賞・春(
フィエールマン)、
スプリンターズS(
タワーオブロンドン)に続き、今年5勝目。通算では26勝目(京都開催のJpnI・
JBCスプリント除く)。
管理する
国枝栄調教師はこれが16回目の
JRA・GI勝利。天皇賞は2009年春の
マイネルキッツ以来で、春秋制覇となった。また、
アーモンドアイは国内外でGI・6勝目となり、師が管理した
アパパネのGI勝利数を超えた。
ロードカナロア産駒は今年の
皐月賞(
サートゥルナーリア)以来となる
JRA・GI通算8勝目。
JRA重賞は昨日の
スワンSを産駒の
ダイアトニックが勝利しており、2日連続の勝利となる。
天皇賞・秋が今年の重賞10勝目。
生産のノーザン
ファームは先週の
菊花賞(
ワールドプレミア)に続く今年12回目の
JRA・GI勝利で、通算では140勝目。
天皇賞・秋は昨年の
レイデオロに続く6度目の勝利。
オーナーのシルクレーシングは昨日の
スワンS(
ダイアトニック)、
アルテミスS(
リアアメリア)も勝利しており、今週の
JRA重賞を全勝。
JRA・GIは今年の
安田記念(
インディチャンプ)に続く通算10勝目で、天皇賞は初勝利となった。