「JBCス
プリント・Jpn1」(4日、浦和)
南関東の名手と7歳馬が大仕事をやってのけた。
ブルドッグボスがJRAの強豪勢を撃破して、念願のタイトルを獲得。好スタートから中団に控える。激しい先行争いを前に見る形で追走すると、3角から徐々に進出。メンバー最速の上がりを駆使して、ゴール前で藤田菜七子騎乗の
コパノキッキングを首差とらえた。
07年
フジノウェーブ以来2回目の制覇となった御神本は「菜七子ちゃんのG1(勝ち)を見届けたかったと思いますが、勝ってすみません」と、まずはファンの前で苦笑い。「先行争いが激しい中でさらにペースが上がり、速いなと。追いだしてからの反応が良く、キッキングの伸びが良くなかったのでつかまえられるかなと思いました」と振り返った。
初制覇となった小久保師は「ここが最終目標で調子は良かった。脚元のこともいろいろあるので、それと相談しながら次の
ステップにいけたら」と先を見据えていた。
提供:デイリースポーツ