「JBCクラシック・Jpn1」(4日、浦和)
浦和での初開催となったJBC競走。10Rクラシックは6月の
帝王賞をほうふつさせる激戦となった。
帝王賞1、2着の
オメガパフューム、
チュウワウィザードがゴール前で競り合い、
チュウワウィザードが鼻差で退けて統一ダートG1を初制覇した。
激しい追い比べを制した。
チュウワウィザードが
帝王賞で後塵を拝した
オメガパフュームとの競り合いを鼻差制して、
ビッグタイトルを手にした。
大久保師は「ゴール前のシーンは『なかなかない』というぐらい格好良かった。勝ててホッとしています」と喜びと安どの入り交じった表情を浮かべた。
レースは
ワークアンドラブと
シュテルングランツが先行争い。
チュウワウィザードは4番手をスムーズに追走。2周目3角で
ワークアンドラブに並び掛け、4角では先頭へ。直線では
オメガパフュームが外から猛襲してきたが、持ち前の勝負根性を発揮して退けた。
帝王賞後に休養させたことが好パフォーマンスにつながった。手綱を取った川田が「スムーズにスタートを切れたし、終始いいリズムで競馬ができました」と言えば、トレーナーも「前走の馬体重が理想よりも下回っていたが、今回はプラス体重で出走させることができた。夏休みが功を奏しました」とうなずいた。
次なる
ターゲットはチャンピオンズC・G1(12月1日・中京)。着実に成長している
キングカメハメハ産駒がG1連勝へ乗り出す。
提供:デイリースポーツ