マイラプソディ、
京都2歳Sでかなりの人気を集めるでしょう。
でも、その動きを見ればみるほど、陣営の話を聞けば聞くほど、そうなるよな、と納得させられます。
「
野路菊S、こちらが思っている以上の内容でした」と笑みが絶えない友道師。
上がり3ハロン33秒4、見事な末脚を披露しての圧勝劇でした。
京都2歳Sへ向けての調整は、新馬同様、約1か月前に栗東トレセンに帰厩。1週前追い切りは
武豊騎手騎乗で併せ馬での調整。今週は助手が騎乗し、CWコースで単走で追われました。その様子について友道師はべた褒めでした。
「今日、追ってからの反応も良かったと思います。使うたびに本当に良くなっている感じがします」
現在の馬体重は約510キロとのことですが、その体について「古馬と同格、それ以上の迫力を感じます」と目を細めていました。
今週は
ジャパンカップの5頭の管理馬を出走させる友道師ですが、その前日にクラシック候補生の呼び声が高い
マイラプソディを出走させるのです。ホント素晴らしい、の一言です。
「新馬の時からそうですが、現時点から課題は?と言われたらないですよね。来年に向けてどんな競馬をしてくれるのか、と僕らとしても楽しみにしています」
(取材・文:花岡貴子)