「
阪神JF・G1」(8日、阪神)
大物感漂う
リアアメリアが、無傷で2歳女王への階段を駆け上がる。
6月阪神の新馬戦では、全くの馬なりで8馬身差をつける圧勝。衝撃的なデビューを飾ると、休み明けで約5カ月ぶりとなった次戦のアルテミスSでは、スローの展開を4角最後方から差し切る力強い競馬で重賞初制覇。ひと夏を越して馬体も20キロ増と成長しており、まだまだ伸びしろも十分だ。
1週前追い切りに騎乗した川田は「ポテンシャルが高いのは間違いない」と素質を評価。猿橋助手も「春と比べると、
シルエットもひと回り大きくなった。ここまで丁寧に乗ってきて、変わらずいい状態です。(同じく出走予定の)
クラヴァシュドールとともに、2頭ともいい馬ですよ」と期待は大きい。
中内田厩舎は昨年、同じ
ディープインパクト産駒の
ダノンファンタジーで制するなど、過去2歳重賞では通算14戦8勝(勝率57・1%)という抜群の成績を残している。今年も陣営期待の逸材が、能力を遺憾なく発揮する。
提供:デイリースポーツ