現地時間8日、香港のシャティン競馬場で行われた
香港マイル(3歳上・GI・芝1600m・1着賞金1425万香港ドル)は、好位の後ろでレースを進めたC.スミヨン騎手騎乗の5番人気
アドマイヤマーズ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)が、直線で抜け出し、外目から脚を伸ばした4番人気
ワイクク(セ4、香・J.サイズ厩舎)を1/2馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分33秒25(良)。
1.3/4馬身差の3着に1番人気
ビューティージェネレーション(セ7、香・J.ムーア厩舎)が入った。
なお、日本の3番人気
ノームコア(牝4、美浦・
萩原清厩舎)は4着、6番人気
ペルシアンナイト(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)は5着、2番人気
インディチャンプ(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)は7着となった。
勝った
アドマイヤマーズは、
父ダイワメジャー、
母ヴィアメディチ、
その父Mediceanという血統。前走の富士Sは9着に敗れたが、香港の地で巻き返しマイルGI・3勝目を挙げた。またこの勝利は、先月17日に亡くなった近藤利一氏所有の競走馬として、オーナーに捧げる最後のGIタイトルとなった。日本調教馬による
香港マイル制覇は4年ぶり史上4頭目。
※着差はすべて1着馬からのものです。
※人気は日本発売のオッズで表記しています。