C.ルメール騎手に騎乗してもらうため、今朝12日に朝日杯フューチュリティステークス(12月15日・阪神芝1600m)の最終追い切りを行った
ラウダシオン(栗東・
斉藤崇史厩舎)。その内容はCWコースで単走という形だった。
向正面はゆっくりと入っていき、5F標識あたりからペースアップ。そこからは13秒台を刻んでいくことになるが、行きたがるというよりも、しっかりとスピードに乗って走れているといった走り。
最後の直線に向いても余裕がある走りでフィニッシュ。時計は6F80.7〜5F64.4〜4F51.0〜3F37.9〜1F11.8秒だった。ここまで速い時計を出した最終追い切りは初めてだし、6F時計は楽々と自己ベストを更新している。
それでいて2歳馬らしからぬ安定した走り。デビューした頃よりもしっかりしたフットワークが印象的だし、落ち着いた走りからもあまり距離延長に不安は感じない。
(取材・文:井内利彰)