19日に中山競馬場で行われる
京成杯(3歳・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが5番と7番。3回で1番、2番、11番が続き、2回が4番、8番、15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-3-10 複勝率28.6% 複勝回収率60%
2枠 0-1-2-14 複勝率17.6% 複勝回収率57%
3枠 1-1-2-13 複勝率23.5% 複勝回収率72%
4枠 1-2-1-14 複勝率22.2% 複勝回収率34%
5枠 2-2-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率68%
6枠 2-1-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率87%
7枠 0-0-0-20 複勝率0.0% 複勝回収率0%
8枠 3-3-0-15 複勝率28.6% 複勝回収率53%
【6人気以下】
1・2枠 0-1-2-19 複勝率13.6% 複勝回収率50%
3~6枠 1-2-3-42 複勝率12.5% 複勝回収率58%
7・8枠 0-0-0-27 複勝率0.0% 複勝回収率0%
どの枠順からも平均して好走例が見られるなかで7枠だけは凡走傾向が強く、昨年も1人気の支持を集めていた
シークレットラン(7枠9番)が4着に敗れている。
ちなみに最後に7枠の馬が馬券に絡んだのは09年13人気3着の
モエレビクトリー(7枠11番)、勝ち馬においては07年3人気1着の
サンツェッペリン(7枠10番)となり、その馬番からも分かる通り少頭数のレースであったことも特徴と言えるだろう。
なお、外枠自体が不利という訳でもなく、むしろ8枠はデータ集計期間内でも最多となる3勝を挙げており、複勝率においても1枠と並んでトップとなる数値を示している。ただし、上記の通り6人気以下となると8枠を含めても好走例がなく、出走頭数次第ではあるが、穴馬に期待するのであれば極端な外枠は敬遠したい。