根岸S(2月2日・東京ダート1400m)連覇に向けて、順調に調教メニューをこなしている
コパノキッキング(栗東・村山明厩舎)。22日はいつも通り、Bコースでのキャンターを消化し、23日の1週前追い切りに備えた。
馬の少ない時間帯のCWコースで単走。重心の低いフットワークになったことで、頭の位置も低くなっているが、もたれているという感じはない。むしろ走りにはしなやかさが出てきた感じで、走るたびに進化している印象すら受ける。
あまり速さを感じない走りだが、ラップ自体はそれなり。それがゴールへ向かってしっかりと加速されており、時計は6F84.3~5F67.2~4F52.0~3F38.6~1F12.5秒でまとめた。
変な気負いもなく、本当に順調に動けている今回。ローテーションや成績過程も昨年と同じで、ジョッキーも同じ。ここは当然、連覇を期待したくなる状況といったところだろう。
(取材・文:井内利彰)