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1996年の年度代表馬サクラローレルが老衰で死亡 29歳

  • 2020年01月24日(金) 19時01分
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 1996年の年度代表馬サクラローレル(牡29)が24日朝に老衰のため、けい養先の新和牧場(北海道新ひだか町)で死亡したことがわかった。同牧場のフェイスブック上で発表された。

 サクラローレル父Rainbow Quest母ローラローラその父Saint Cyrienという血統、1991年5月8日生まれの栃栗毛の牡馬。デビュー時は美浦・境勝太郎厩舎の所属で、境師の定年により1997年からは主戦騎手でもあった美浦・小島太調教師の管理となった。同世代には三冠馬ナリタブライアンや女傑ヒシアマゾンがいる。

 3歳時の1994年1月にデビューし、同月の3戦目のダート戦で初勝利。同年の暮れに条件戦を連勝し、続く翌年の金杯(中山)で重賞初制覇を果たした。横山典弘騎手がすべてのレースで手綱を取った1996年には、天皇賞・春ナリタブライアンを破りGI初制覇を遂げ、年末には有馬記念も制しこの年の年度代表馬と最優秀5歳以上牡馬(当時の馬齢表記)を受賞。1997年には凱旋門賞を目標に仏遠征を行ったが、前哨戦のフォワ賞で右前脚の屈腱不全断裂を発症し8着。現役生活にピリオドを打った。

 種牡馬としては、2002年の京成杯を勝利したローマンエンパイア、2003年のフローラSを勝利したシンコールビー、2004~05年に中長距離重賞を3勝したサクラセンチュリー、2007年のユニコーンSを勝利したロングプライドケイティブレイブ母ケイティローレルらの父となった。2012年に種牡馬を引退し、余生を新和牧場で過ごしていた。

※馬齢は注釈のあるもの以外は現在の表記で記載

【新和牧場・谷岡毅場長のコメント】
「多くのファンに愛された馬でしたので、非常に残念です。ファンの方からいただいたリンゴを一口で頬張る様子が懐かしいです。会いに来てくださいました多くのファンの方々、応援してくださった方々には、この場を借りてお礼申し上げます」(JRAホームページより)

みんなのコメント 126件

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  • 懐かしいライアンさん

    今の若い競馬ファンは
    サクラローレル、マヤノトップガン、マーベラスサンデーの3強時代をどう思うかな?馬、騎手供に競馬が熱く楽しかった時の名馬ですね!
    謹んでご冥福をお祈りします。

  • カサンドラさん

    平成の代名詞
    『三強対決』
    96年の天皇賞 春
    ブライアン、トップガンを
    力でねじ伏せた勝利。

    まさに色褪せない
    大切な『思い出です』

    本当に長い間、お疲れ様でした。
    そして、競馬を好きにさせて
    もらい、ありがとう。

  • ポンキチユニヴァースさん

    ナリタブライアンを負かした天皇賞(春)パドックでの金ピカの馬体が忘れられません。
    そして、強かった!ご冥福お祈りします。

  • セルさん

    競馬始めて26年
    一番好きな馬でした。今でも
    29歳 大往生です。夢をありがとう。

    ローレル

    安らかに。

    本当にお疲れ様でした。

    ご冥福をお祈りします。

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