28日、
川崎競馬場で行われた「第18回佐々木竹見カップ ジョッキー
ズグランプリ」の第1戦・マイスターチャレンジ(ダ1500m・14頭)は、好位で進めた
吉村智洋騎手騎乗の4番人気
シゲルルビー(牝4、川崎・
鈴木義久厩舎)が直線で抜け出し、最後は
山本聡哉騎手騎乗の5番人気
ギャップオブリアル(牡4、川崎・
河津裕昭厩舎)に1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒7(不良)。
同第2戦・
ヴィクトリーチャレンジ(ダ1600m・14頭)は、中団で進めた
石川倭騎手騎乗の12番人気
ビマジョ(牝6、船橋・
伊藤滋規厩舎)が直線で外から脚を伸ばして抜け出し、最後は
福原杏騎手騎乗の8番人気
アルマライル(牡5、川崎・
鈴木義久厩舎)に1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分45秒2(不良)。
全2戦を終えて最終順位は以下の通り、岩手の
山本聡哉騎手が総合優勝を果たした。岩手競馬所属騎手の佐々木竹見カップ優勝は、2008年の
菅原勲騎手以来。2009年から2019年まではすべての年で南関東所属騎手か
JRA所属騎手が優勝していた。
※順位・騎手(所属)・着順・総合ポイント
1.
山本聡哉(岩手) 2・4着=65
2.
石川倭(北海道) 7・1着=63
3.
吉村智洋(兵庫) 1・13着=53
4.
福原杏(浦和) 11・2着=43
5.
岡部誠(愛知) 8・3着=43
6.
森泰斗(船橋) 3・12着=37
7.
C.ルメール(
JRA・栗東) 4・9着=35
8.
矢野貴之(大井) 9・5着=30
9.
吉原寛人(金沢) 5・11着=27
10.
赤岡修次(高知) 12・6着=20
11.
筒井勇介(笠松) 6・14着=18
12.
山崎誠士(川崎) 13・7着=16
13.
山口勲(佐賀) 10・8着=16
14.
田辺裕信(
JRA・美浦) 14・10着=8
※総合成績が同点の場合は、
ヴィクトリーチャレンジの着順上位者を優先する
「佐々木竹見カップ ジョッキー
ズグランプリ」は、通算7153勝を挙げ「鉄人」と呼ばれた佐々木竹見元騎手の偉業を讃えて創設されたもので、中央・地方のリーディングジョッキーが2競走を行い、腕を競う。
JRAからは関東・関西それぞれの前年度勝利度数上位騎手が招待される。