「新馬戦」(2月2日、京都)
西の名門厩舎から楽しみな若駒がデビューする。日曜京都6R(芝2000メートル)の
アブレイズ(牝、父
キズナ、栗東・池江)だ。池江師は「タイプは芝の中距離。マイルより2000メートルの方がいいと思う」と分析。母は芝、ダートを問わない走りで5勝を挙げた
エディンで、父も既に芝、ダート両方で重賞馬を輩出している
キズナ。初戦は芝だが、将来は
オールラウンドな活躍も期待できそうだ。
昨年12月中旬から入念に乗り込まれてきた。29日の最終リハは栗東坂路で4F54秒0-39秒8-13秒4と流す程度だったが、騎乗した藤井勘は「いい感触です。癖がなくて乗りやすい。順調に来ていると思う」と上々の手応えを得る。師も「牝馬にしては落ち着いている。乗り込み量も豊富だし、いきなりでも走ってくれるんじゃないかな」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ