今週は船橋競馬で騎乗する
ミカエル・ミシェル騎手(24)=川崎・山崎裕=が開催前日の9日、都内で報道向けの公開トレーニングと撮影会を行った。JRAの通年免許取得という野望を抱くフランス人女性騎手は、さまざまなアプローチで日本の競馬界にアピールする。
本来ならオフの日曜日にも、ミシェルは精力的に活動した。9日は午前中に、東京・六本木のスポーツジム「トータル・
ワークアウト」で室内トレーニングを公開。ミシェルはピンクとブルーのパーカにグレーのパンツを着用して姿を現した。
まずは、トレーナーと来日後のレースでの騎乗フォームを映像で確認。それから、騎手に必要なインナー
マッスル強化の指導を受けた。「私の体の
バランスをすぐに見抜いてくれたトレーナーはすごい。これからも、できればお願いしたい」とミシェル。ジムが推奨するスープも試食し、「私は体重が増減しないので、特に食事にこだわることはなかった」と話した。
午後は都内の写真スタジオへ移動。プロのヘアメークと
スタイリストを用意して、本格的な撮影会を開催した。最初は照れていたミシェルだったが、すぐにポーズもさまになり、モデル顔負けのカットも。「普段は
ドレスに厚底ヒール。貴重な経験で、とても楽しかった」と喜んだ。
所属するモデル事務所の関係者は「今回は勝負服と違うミシェルを見てもらおうと思って」と説明し、日本での成功へ全面的に支援する。
提供:デイリースポーツ