フェブラリーS(2/23・GI・東京ダ1600m)に出走予定の
アルクトス(牡5・美浦・
栗田徹)が、12日(水)、ウッドチップコースで1週前追い切りを行った。3頭併せの2番手を追走し、直線では他2頭(外
メイクアウィッシュ・牝3・未勝利、 内
ミスマリア・牝4・1勝クラス)と併入の形だった。追い切り後の栗田調教師のコメント。
「前走の
南部杯(JpnI・2着)は期待していたのですが、
ゴールドドリームには先着しましたし、頑張ったと思います。1週前追い切りはしっかり併せることができましたし、まだ良くなってきそうです。以前は追い切るとダメージがあって、週末までそれを回復させる調整をしていましたが、今回放牧から帰ってきてからは、追い切ってもさらに状態を上げていくような調整ができています。
以前のように気持ちだけで走っている感じではなく、ゆとりがあるので、強めの負荷をかけることもできています。また右トモが弱点で、レースを使うと疲れが出ていたのですが、その点も不安なくきています。大トビで溜めがききづらいフットワークなので、広い東京コースの方が良い走りができているのでしょう。中央場所のGIは初挑戦になるので、どこまでやれるかですね」
(取材・文:佐々木祥恵)