17日、都内のホテルで「NAR
グランプリ2019」の表彰式が行われた。殊勲騎手賞を受賞した
吉原寛人騎手が、喜びの声を語った。
――8年ぶり2回目の受賞に際しての感想は?
「またこうして殊勲騎手賞を獲得することができ、大変嬉しいです」
――昨年は10の競馬場で重賞勝ち、この数字に関しては?
「全国から騎乗依頼をいただいて関係者の皆様に感謝していますし、そこで結果を出すのが難しい分、やりがいを感じています。残り(の重賞勝利)が佐賀と姫路での重賞勝利なので、何とかそれも達成できたらなと思います」
――全国を飛び回る生活、移動疲れなどは?
「始めはその競馬場に行くまでの移動の段取りで疲労を感じる面もありましたが、繰り返し呼んでもいただけることで精神的に楽になりました」
――
南部杯では
サンライズノヴァでJpnI制覇。
「何度もチャンスは頂いていたので、そのチャンスをしっかり生かせて勝てたことは嬉しかったです。JpnIを勝ちたいという夢が叶ったので、本当にその日は嬉しかったですね。(自身初の交流重賞勝ちも盛岡だが?)毎回、大きなプレゼントをしてくれる競馬場ですね」
――12月には
全日本2歳優駿も勝利。
「
南部杯の後に、“地方馬で中央馬を撃破したい、JpnIを勝ちたい”という目標を立てたのですが、こんなに早く達成できるとは。本当に嬉しかったです」
――今年の目標は?
「全国の競馬場に呼んでいただけることが多いので、しっかりその期待に応えたい。まずは体調管理はしっかりして、期待を裏切らないようにしたいと思います」