23日に東京競馬場で行われる
フェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番、6番、10番。3回で4番、14番が続き、2回が2番、12番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-0-18 複勝率5.3% 複勝回収率13%
2枠 3-2-2-12 複勝率36.8% 複勝回収率109%
3枠 0-2-3-15 複勝率25.0% 複勝回収率72%
4枠 1-1-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率12%
5枠 0-1-4-14 複勝率26.3% 複勝回収率56%
6枠 2-0-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率29%
7枠 2-3-0-15 複勝率25.0% 複勝回収率207%
8枠 1-1-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率45%
【1〜3人気】
1・2枠 4-0-0-1 連対率80.0% 複勝率80.0% 複勝回収率134%
3・4枠 1-2-1-4 連対率37.5% 複勝率50.0% 複勝回収率66%
5・6枠 1-0-4-4 連対率11.1% 複勝率55.6% 複勝回収率105%
7・8枠 1-3-0-4 連対率50.0% 複勝率50.0% 複勝回収率83%
【4人気以下】
1〜4枠 0-3-4-58 連対率4.6% 複勝率10.8% 複勝回収率43%
5〜8枠 3-2-1-56 連対率8.1% 複勝率9.7% 複勝回収率81%
18年 6枠12番
ノンコノユメ(4人気1着)
14年 7枠13番
コパノリッキー(16人気1着)
12年 8枠16番
テスタマッタ(7人気1着)
まず、1〜3人気であれば、どの枠順からも満遍なく好走例が見られるが、勝ち負けとなると内か外の極端な枠順の方が期待しやすいようだ。特に1・2枠は5頭中4頭が勝ち馬となっているほどで、今年も該当馬がいる場合はチェックしておきたい。
一方、4人気以下ながら勝ち馬となった3頭には二桁馬番という共通点がある。これは同コースで施行されるようになった04年以降でも例に漏れず、09年に6人気で勝利した
サクセスブロッケンも8枠15番だった。基本的に上位人気馬が堅実なレースではあるが、人気薄の1着付けを買うのであれば外目の枠順が無難だろう。