明日の
阪急杯(GIII)は、フルゲート18頭で行われます。2017年
トーキングドラム、
2018年
ダイアナヘイロー、2019年
スマートオーディンと3年連続で伏兵が勝利しており、今年も波乱含みの1戦といえそうです。過去のデータから、敗戦した条件を抽出して好走馬を導き出す『ケシウマ』の消去法は何頭を残したのでしょうか。5つの条件のうち2つを紹介します。
【条件1】
前走間隔が中2週以内かつ前走人気が6人気以下[0-0-0-24] 複勝率0%
該当馬:
ニシノラッシュ春の阪神開催とはいえ、開催初週は3月初めでまだまだ厳冬期。中2週以内での重賞出走は相当体力が要求されるし、前走の人気もなかったような実力の持ち主が連続して好走、あるいは巻き返すことは容易ではない。
(過去の主な該当馬:12年
ガルボ2人気5着、18年
ディバインコード4人気8着)
【条件2】
キャリア26戦以上で前走芝(前走阪神Cを除く)[0-0-0-48] 複勝率0%
該当馬:
サフランハート、
ジョイフル、
レインボーフラッグ芝のレースを数多く走って消耗している馬の場合、開催初週の高速馬場に対応できないというケースが目立つ。阪神1400mはリピーターレースなので、前走阪神Cで走っているのであればまだわかるが、そうでない馬が激走するのは困難といえそうだ。
(過去の主な該当馬:14年
ガルボ3人気4着、15年
ダノンシャーク3人気5着)
2つの条件で4頭が該当しています。
ジョイフルは
川又賢治騎手が継続騎乗で人馬ともに重賞初制覇の期待がかかるところですが、キャリアを多く重ねたベテランホースというところに不安要素がありそうです。
この
阪急杯以外にも、ケシウマでは
中山記念の
パーフェクト消去法を公開中です。消去法により残った馬をご覧いただき、馬券検討にお役立てください!